「サンデー毎日」の夜

一条真也です。
ブログ「加賀紫雲閣竣工式」で紹介したように、9日の11時より加賀紫雲閣の竣工式が行われました。サンレーグループとして、北陸で11番目、全国では63番目(いずれも完成分)の紫雲閣となります。その後、小松空港からJAL188便で羽田空港に飛びました。


浜松町で見つけた看板



羽田空港からモノレールで浜松町に向かいましたが、浜松町の大型書店の店頭に奇妙な看板を発見。「孔子? 否、蛭子。」と書かれた看板で、漫画家の蛭子能収がなんと孔子に扮したものでした。どうやら、『蛭子の論語』という本の宣伝のようです。わたしは蛭子能収のキャラクターおよび彼のヘタウマ漫画はけっして嫌いではないのですが、これはやりすぎというかケシカランですな。わたしは、聖なるものを貶める行為を絶対に許せない人間ですが、あろうことか孔子様をギャグで使うとは!
「これは早速、世界孔子協会の孔健会長に報告しなければ!」と思って、その夜はブログ「孔子膳堂オープン」で紹介した赤坂見附の高級中華料理店を訪れました。果たして、孔子膳堂に孔健会長はおられました。


孔子膳堂で記念撮影



じつはこの夜、孔子膳堂で「サンデー毎日」関係者との忘年会が開かれたのです。ブログ「『サンデー毎日』で連載を開始しました」に書いたように、わたしは日本最初の総合週刊誌である「サンデー毎日」でコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。ブログ「問われるべきは『死』ではなく『葬』である!」で紹介した記事で連載も10回を迎え、なんとか週刊誌連載のペースもつかめてきたので、忘年会を兼ねた慰労会を行ったのです。
メンバーは「サンデー毎日」を発行する毎日新聞出版の潟永秀一郎編集本部長、山根浩二編集次長とわたしの3人でした。途中からは孔健会長を囲んで、四方山話に花が咲きました。



昨日、メールで山根編集次長に「一条真也の人生の四季」の読者の反応について質問したところ、以下のようなメールが来ました。
「葬儀、死と生、というテーマの特質上、編集部に届く反応は概ね好評を得ております。 冠婚葬祭の現場からの生の声を直接届けていただいているうえ、読者層が60代〜という要素が大きいように思います。文章は格調があってよい、という意見の半面、もう少しくだけた方が読みやすい、という意見もありました。これは読み手の好き好きもございますので、あくまでご参考まで、ということでよろしくお願いいたします」



なるほど、たしかにもっとくだけて書いてもいいのですが、なにしろわたしの上の部屋に住んでいる方が大変くだけた文章をお書きになっておられますので、上下でくだけてもねぇ・・・・・・(苦笑)。ちなみに、弘文堂の編集者である外山千尋さんからは「上は超スローカーブで、下は剛速球の直球ど真ん中という感じですね」との感想をいただいております(笑)。


昭和の香り漂う「DAN」でカンパイ!



孔子膳堂で美味しい『論語』コースの中華を腹いっぱい食べた後、わたしたちは「東京の止まり木」こと赤坂見附のカラオケ・スナック「DAN」に寄りました。この昭和の香りがプンプンする店を潟永本部長はたいそう気に入って下さり、ボトルまでキープされました。わたしたち3人は大いに歌いまくりましたが、お二人とも歌がお上手なので、ビックリしました。特に、潟永本部長のオリジナル・ラヴ、山根編集次長の山根康広にはシビレました。わたしは、例によって永ちゃんのナンバーなどを歌いました。


カウンターの上に「サンデー毎日」最新号が!

スクラップ帳に大感激!



この日、DANのカウンターには、さりげなく「サンデー毎日」の最新号が置かれていました。マスターの野木さんが毎週愛読されているのです。野木さんは、なんと「一条真也の人生の四季」のページを切り取ってスクラップブックに貼り付けてくれていました。これには、3人とも大感激! なんとも憎いあんちくしょうじゃなくて、憎いサプライズでした。ほんとに。
今度、「サンデー毎日」でスナック特集をやろうかという話まで飛び出して、大いに盛り上がりました。そのときは、もちろん、わたしは「DAN」を紹介したいと思います。いやあ、それにしても楽しい夜でした!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年12月10日 一条真也