「トーベ・ヤンソン展」

一条真也です。
ブログ「おかあさんの木」ブログ「新宿スワン」で紹介した映画を立て続けに観た後、リバーウォーク北九州の中にある北九州市立美術館分館で、「トーベ・ヤンソン展〜ムーミンと生きる〜」を鑑賞しました。


トーベ・ヤンソン展〜ムーミンと生きる〜」を鑑賞しました



展覧会公式HPには、以下のような説明があります。
「『ムーミン』シリーズを生んだトーベ・ヤンソン(1914−2001)の生誕100周年を記念した展覧会です。フィンランド国立アテネウム美術館で開催の回顧展(2014年3月〜9月)を日本向けに再構成し、代表作である『ムーミン』シリーズの挿絵原画のほか、政治風刺雑誌のためのイラスト、生涯を通して挑戦し続けた油彩作品、『不思議の国のアリス』をはじめとする児童文学の挿絵など400点以上を紹介します。また約30年間、彼女がほぼ毎年夏を過ごしたクルーヴハル島の『夏の家』の実物再現モデルを特別展示し、作家の全貌に迫ります」


展覧会公式HPより



もう閉館時間間際の入場でしたので、隅々まで観る余裕はありませんでしたが、それでもフィンランドが生んだ偉大な芸術家の作品を楽しみました。トーベ・ヤンソンといえば、なんといってもファンタジー文学の名作「ムーミン」シリーズです。1971年にフジテレビ系で放映され、小学生だったわたしも大ファンでした。ムーミンやその家族はもとよりスナフキン、ミー、ニョロニョロといった個性豊かなキャラクターたちが懐かしいですね。この展覧会で初めて知ったのですが、ムーミンは「平和」のシンボルなのだとか。

トーベ・ヤンソンは1966年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した児童文学家であり、84年にはフィンランド国民文学賞を受賞した偉大な作家でもあります。わたしの少年時代には講談社文庫から彼女の作品が多数刊行されており、たしか『楽しいムーミン一家』『ムーミン谷の仲間たち』『ムーミン谷の冬』などを読んだ記憶があります。


トーベ・ヤンソン展〜ムーミンと生きる〜」のチラシ



トーベ・ヤンソンの私生活でのパートナーは、女流グラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピエティラでした。彼女は、ムーミン谷博物館に納められた数多くのムーミンフィギュアやムーミン屋敷の制作でも知られ、作品『ムーミン谷の冬』に登場するトゥーティッキー(おしゃまさん・おでぶさん)のモデルともなっています。ともに異性を生涯のパートナーとせずに同性の相手を選んだわけですが、このへんにもドラマがありそうですね。


クルーヴハル島の「夏の家」の実物再現モデルを特別展示



トーベ・ヤンソンとトゥーリッキ・ピエティラは、バルト海のクルーヴハル島で30年近く夏を過ごしました。この島では多くのムーミンシリーズを含む作品が生み出されました。1993年の映画「Travel with Tove」、96年に出版されたクルーヴハル島の記録『島暮しの記録』(トゥーリッキの挿し絵)、クルーブハル島での生活を撮影した98年の映画「Haru−the island of the solitary」で、島での生活を垣間見ることができます。「トーベ・ヤンソン展〜ムーミンと生きる〜」には、2人がほぼ毎年夏を過ごしたクルーヴハル島の「夏の家」の実物再現モデルが特別展示されていました。


書斎のムーミン万華鏡は長女のフィンランド土産



2年ほど前、長女が大学のゼミの海外研修でフィンランドに行ってきました。
そのときのお土産に「ムーミン」の万華鏡を買ってきてくれました。
その万華鏡は、わが書斎のファンタジー・コーナーの「星の王子さま」と「ハリー・ポッター」の間という超特等席に鎮座しています。
15日の夜、東京で長女と会うことになっています。
そして翌16日からは山形県の米沢に行きます。


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年6月15日 一条真也