マジック桜

一条真也です。
この記事は、当ブログの993本目の記事となります。
ブログ「わが家の桜が・・・・・・」ブログ「婚と葬の桜」に書いたように、小倉の桜が咲きました。すると、30日の午後、印刷会社ハーティーブレーンの藁田二三男社長から「Magic桜」というものが贈られてきました。


Magic桜」が贈られてきました



大分県日田市北友田にある株式会社OTOGINOが販売しているそうですが、公式HPには以下のように書かれています。
「マジック桜は、魔法の水をかけると12時間で満開になる、紙で出来た不思議な桜。自分で育てる喜びと、見る楽しさ、散るはかなさを、本物そっくりに体験できます。手にした人が幸せな気持ちになれる、思わず誰かに伝えたくなる。そんな小さな春をお届けします」



また、公式HPには「自分で育てる不思議な桜、小さな春が舞い降りる」として、以下のように書かれています。
「紙で出来た木に魔法の水をかけると、わずか12時間で咲く不思議な桜です。絵本の世界から飛び出してきたかのような桜をイメージし、桜の形状など、なるべく本物に近づけるよう再現しました。誰もが愛してやまない桜を、自分で育てて楽しみ、見て楽しみ、散る儚さを感じる。そんな商品を作りたいとの思いから、何度も試作を繰り返し完成したのがMagic桜です。外に桜を見に行けない方でも、お部屋の中で桜を楽しむことができます」


Magic桜」のパッケージの裏



さらに公式HPには「育てる楽しさと少しずつ開花する喜び」として育て方が以下のように書かれています。
【Step1】本体を専用トレーに
商品を取り出して本体を十字型に開いて専用トレーに立てて下さい。
【Step2】桜の枝を開きます
桜の枝の切り目の奥まで左右交互に開いて下さい。枝の開く具合で開花効果に直接影響しますので、完全に開くようにして下さい。
【Step3】魔法の水を注ぎます
開いた状態の桜の木の上の中心から、マジックウォーターをトレーの外に漏れないように注いで下さい。マジックウォーターはトレーに溜まり、木に吸収されていきます。
【Step4】再度広げ直します
マジックウォーターを注ぐと葉が元に戻ろうとしますので、この時十分に広げ直す事がキレイに咲かせるポイントです。
【Step5】1〜2時間で咲きはじめ
1〜2時間すると、徐々にふわふわピンクの桜の花が咲きはじめます。
【Step6】10時間〜12時間で満開に
通常温度では、10〜12時間で満開になります。
※温度・湿度等の環境によっては最長24時間程度かかります


Magic桜」を組み立てました



わたしは開封して水を注ぎながら、「なんだか子どもの頃に流行したシーモンキーみたいだな」と思ったりもしました。なつかしい!
まったく不思議な商品ですが、一体どのように開発されたのか?
公式HPには、「開発秘話」として以下のように書かれています。
「中国に古くから伝わる、紙に花を咲かせる技がありました。しかし、さまざまな事情の元でその技術は一度失われてしまったと聞きます。その失われた技術を復元した人物と出会い、その技術で「桜を咲かせる」との思いに至ったのはあまりにも自然な流れでした。
そんな商品を作りたいとの思いから、自分の心の中に咲き続けていた『はなさかじいさん』の桜を数百枚イメージスケッチして、その色・形のイメージを忠実に再現するため何度も試作を繰り返し完成したのがMagic桜です。紙に花を咲かせる技術は、元々中国の伝統技術であり門外不出とされていましたが、桜の開発から今日に至るまでの中で信頼関係を築き、Magic桜を日本で造りたいという思いが通じ、製法を伝授していただきました。Magic桜誕生から5年、遂に完全な日本製のMagic桜が完成したのです」


組立てから2時間が経過しました

組立てから5時間が経過しました

約16時間後、満開になりました!

いやあ、これは見事な桜だ!



このMagic桜は世界各国へ販売されているそうで、主な取引国として、韓国、香港、チェコ、フランス、エクアドル南アフリカ、アルゼンチン、ブラジル、アメリカ、中国、スペイン、カナダ、ポーランド、メキシコ、インドネシア、イギリス、ベルギー、スロバキア、ドイツ、フランス、マレーシア、シンガポールニュージーランド、タイなどの国名が挙げられています。
ブログ「次女のアメリカ土産」で紹介した虹製造機「Rainbow Maker」といい、世の中には摩訶不思議なグッズがあるものですね。
満開になったMagic桜ですが、31日をもって結婚退職したサンレーの女子社員にプレゼントしました。どうか、幸せになって下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年3月31日 一条真也