さよなら、真心コラム!

一条真也です。
みなさま、元旦はどのように過ごされたでしょうか? 
ブログ「初詣」に書いたように、わたしは早朝から北九州市は門司の青浜にある皇産霊神社に初詣に出かけました。残念ながら雪のために、初日の出を拝むことはできませんでしたが・・・・・・。


第108回(最終回)の真心コラム



正月早々に「終わる」話もなんですが、2014年12月31日をもって、「一条真也の真心コラム」の連載が終了しました。最後は「除夜の鐘を聴きながら」というタイトルでしたが、ちょうど連載108回目が最終回となりました。
昨年末の放映されたNHK「ゆく年くる年」では、高野山の除夜の鐘が登場しました。今年は高野山金剛峯寺開創1200年ですが、その記念出版として、わたしは『超訳 空海の言葉』(KKベストセラーズ)を上梓しました。同書についても、真心コラムの第106回「空海の言葉」で紹介しました。


超訳空海の言葉

超訳空海の言葉

2010年の4月以来、「一条真也の真心コラム」を連載してきました。
ブログ「真心コラム100回!」で紹介したように、昨年9月1日には100回目を迎えました。このコラムは、「毎日jp」主催のポータルサイトとしてスタートした「風のあしあと」の中のコンテンツでした。「風のあしあと」のコンセプトは「次世代へ命をつなぐ」というもので、新しい儀礼文化の発展と冠婚葬祭業界の営業支援を目的としていました。


真心コラムが生んだ『礼を求めて』と『慈を求めて



コラムのタイトルが「一条真也の真心」というのは面映いですが、これは「真也」と「真心」の「真」をかけているわけです。風のあしあと(株)の長野智幸社長がつけてくれたナイス・コピーです。長野社長には大変お世話になりました。この真心コラムから、『礼を求めて』、『慈を求めて』(ともに三五館)という2冊の著書が誕生したのも良い思い出です。
万感の想いを込めて、わたしは「風のあしあと」を卒業しました。


「さよなら三角、また来て四角」で始まる数え歌がありますが、あんな軽やかな感じで別れの挨拶をするのも良いかもしれません。あの数え歌は日本全国で歌われていましたが、さまざまなバージョンがあるようです。
わたしが子どもの頃は、「さよなら三角、また来て四角、四角は豆腐、豆腐は白い、白いはウサギ、ウサギははねる、はねるはカエル、カエルは青い、青いはバナナ、バナナはすべる、すべるは氷、氷は光る、光るは親父(おやじ)のハゲ頭」と歌っていたように記憶しています。わたしたちも、明るく笑って、「この世」という学校を卒業したいものですね。
長い間、真心コラムを愛読して下さったみなさんには、心より御礼を申し上げます。そして、「さようなら 辛いときには笑顔みせ さよなら三角 また来て四角」という歌をお贈りしたいと思います。
みなさん、さようなら。いつかまた、きっとお会いしましょう!


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年1月2日 一条真也