大御神社とTonyさん

一条真也です。
ブログ「大御神社」がものすごい反響で、驚きました。
大御神社は、日本一のさざれ石群、神座、龍玉、昇り龍が出現する洞窟、三代の亀岩・・・・・・もう、表現できないほど凄い神社です。サンレー沖縄の黒木昭一部長の実家がこの神社のすぐ近くにあり、幼少の頃からの遊び場にしていたそうです。もしかすると、彼は「龍の子太郎」かもしれません。


大御神社の社殿前で



ブログ「日向北紫雲閣竣工式」で紹介したように、サンレーグループ58番目となる紫雲閣の竣工式を大御神社から新名光明宮司にお越しいただきました。その直会で、新名宮司に乾杯の発声をお願いしたところ、杯を持ったまま15分にわたる御挨拶をいただきました。それによれば、大御神社は明治以前までは「天照皇大神宮」という名であり、かの伊勢神宮と同じく天照皇大御神を御祭神にしているとのこと。じつは、大御神社こそは伊勢神宮の元社ではないかという研究者も多く、大御神社天照皇大御神が伊勢にお移りになったのではないかという説もあるそうです。そして、新名宮司は「もうすぐ、大変な出来事が起こって、歴史が変わりますよ!」と言われました。その発言のあまりの衝撃度に、一同仰天しました。


直会で「歴史が変わりますよ!」と発言した新名宮司



呆然とするわたしに対して、新名宮司は「ウソだと思うなら、神道研究の専門家に聞いてみて下さい」とも言われました。その瞬間、わたしは「そうだ、Tonyさんに聞いてみよう!」と思いました。神道研究の第一人者といえば、「ShinとTonyのムーンサルトレター」で文通している「Tonyさん」こと京都大学こころの未来研究センター教授の鎌田東二先生しかいません。
28日の夜、わたしは鎌田先生に以下のメールをお送りしました。
「本日、宮崎県の日向市に新しい紫雲閣をオープンいたしました。大御神社宮司さんに来ていただいて、竣工神事を行いました。直会のときに宮司さんから聞いた大御神社の話が凄すぎたので、早速、父と一緒に参拝してきました。これは、もう龍神信仰のメッカと呼ぶべき聖地であると思いました。(中略)鎌田先生は、大御神社についてどう思われますか? 
忌憚のないご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます」
すると、しばらくして鎌田先生から「わたしは一昨年、大御神社を参拝しています」と書かれたメールと以下のような画像が一緒に届きました。






鎌田先生は「わたしは、この龍宮の宮の前で禊をしました。宮司さんにもお会いして話を伺いました。確かに凄い素晴らしいところです」とも書かれていました。短いコメントではありますが、大御神社に対するTonyさんの想いはよくわかりました。それにしても、一昨年に行かれていたとは!


日向の日の宮の「龍宮」にて



さらに30日の夜、「大御神社伊勢神宮のルーツであり、日向のアマテラスが伊勢に移ったという説について先生はどうお考えですか?」というメールのお送りしたところ、鎌田先生からは以下のメールが返ってきました。
「それが事実かどうかについては、慎重に議論しなければなりませんが、しかし、間違いなく大御神社天照大神を祀るにふさわしい日向の日の宮『朝日の直刺す吉き地』であることは間違いありません。
その意味で『元伊勢』を言われることに納得はします。
かの地のかの海で禊をした一人として」


天河大弁才天社にて(撮影:柿坂神酒之祐)



ブログ「天河大弁財天社」で紹介した奈良県吉野村の神社には、何度かTonyさんと御一緒しました。そこには「宇宙船の船長」こと柿坂神酒之祐宮司がおられますが、この宮司さんは宗教者としてのオーラに満ちた方です。
わたしは、大御神社の新名宮司にも柿坂宮司に通じる神主のオーラを感じました。いつか、Tonyさんと一緒に大御神社を参拝して、あの白龍が立ち現れる龍宮でTonyさんの龍笛の音を聴いてみたいです。


こういう現象が起こるのでしょうか?(ブログ「宗像大社」より)



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年10月30日 一条真也