ハートフルムーン

一条真也です。
昨夜は「エクストラ・スーパームーン」、つまり今年最も大きくて明るい満月でしたが、残念ながら小倉は雨で月を眺めることができませんでした。
わたしは、そのことを「ムーンサルトレター」第110信に書きました。
そして、「バク転神道ソングライター」こと鎌田東二先生にお送りしました。


京都一乗寺から見た十六夜の月(撮影:鎌田東二



すると先程、鎌田先生から「本日の満月です」というメールがありました。11日の23時23分のメールでしたが、そこには実に見事な満月の写真が添付されていました。京都一乗寺から見た十六夜の月だそうです。
わたしは、つねづね鎌田先生の写真家としての才能に感嘆しているのですが、この満月には本当に感動しました。鎌田先生は「ハート形の雲の中の心臓のような満月ですね」ともメールに書かれています。たしかに!
これは、まさに「ハートフルムーン」ではないですか!!


満月交感 ムーンサルトレター』上下巻



鎌田先生の満月の写真を見ていると、わたしたちの往復書簡集『満月交感 ムーンサルトレター』(水曜社)を久々に読み返したくなりました。満月の夜の文通も、もう110回も続いています。100回目のときには「日本経済新聞」の「交友抄」でも紹介されましたが、120回になったら往復書簡集の続編を上梓したいと考えています。あと10カ月ですが、きっとすぐでしょう。


日本経済新聞」2013年10月18日朝刊



ブログ「『週刊現代』取材」に書いたように、11日の午後、わたしは「死後の世界」についてのインタビュー取材を受けたのですが、そこで「月こそ死後の世界です」と述べました。この写真からも「月こそ浄土」というイメージが強く湧いてきます。Tonyさん、今夜は素晴らしい「ハートフルムーン」のプレゼントをありがとうございました!



天仰ぎ あの世とぞ思ふ望月は 
     すべての人がかへるふるさと(庸軒)



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年8月12日 一条真也