一条真也です。東京に来ています。
2日の午後、ブログ「立花隆講演会」で紹介した講演会に参加した後、わたしは「東京国際ブックフェア」を視察しました。その後、国際展示場正門駅から“ゆりかもめ”に乗って新橋に向かい、そこから山手線で上野へ・・・。
上野のアメ横で・・・・・・
上野駅で「出版寅さん」こと内海準二さんと待ち合わせしました。内海さんがプロデュ―スしてくれる新しい出版企画の打ち合わせもあったのですが、一緒に東京国立博物館に行く約束をしていたのです。その目的は、もちろん、特別展「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」を鑑賞するためです。いま大きな話題となっている「翠玉白菜」を一目見ようと思ったのです。「翠玉白菜」とは、翠玉(翡翠)を、虫がとまったハクサイの形に彫刻した高さ19センチメートルの美術品です。現在は台湾台北市の故宮博物院に収められ、同館を代表する名品の1つとされています。
アメ横の入口を見上げる
活気溢れる街でした
各国のアジア人がたくさんいました
上野駅で待ち合わせたしたわたしたちは、まずアメ横に向かいました。
わたしは以前かなり長い間、東京に住んでいたのですが、アメ横を訪れたのは初めてです。NHKの朝ドラ「あまちゃん」に“アメ横女学園”というアイドル・グループが登場しましたが、どう考えてもAKB48がモデルでした。彼女たちの持ち歌で、昨年末の紅白歌合戦でも歌われた「暦の上ではディセンバー」は名曲でしたね。それで俄然アメ横に興味を抱いたわたしが所望して向かったのですが、各国のアジア人が集まっていて、ものすごい混沌としたパワーを感じました。わたしたちは、しばらくアメ横を散策した後で、ワイルドな焼肉店に入って遅い昼食を取りました。アメ横では、わたしはずっと「ウイ・アー・アメ横女学園♪」と何度もハミングしました。(笑)
東京国立博物館をバックに・・・・・・
なんと待ち時間が210分!
それから上野恩賜公園内にある東京国立博物館に歩いて向かいました。思ったより距離があるうえに猛暑で、汗ビッショリになりました。ようやく博物館に到着したと思ったら、なんと「210分待ちです」と書かれた看板があるではないですか! 210分といえば、3時間半。そんなに並んで待つほど暇ではありませんので、即刻あきらめました。まったく、1970年に開催された日本万国博覧会のパビリオンじゃあるまいし!(苦笑)
それで、近くのスターバックスでアイスコーヒーでも飲もうかと思ったのですが、このスタバも長蛇の列。仕方がないので、上野恩賜公園の入口のところにあるカフェに向かいました。途中で、有名な上野動物園前の交番の前を通りました。この交番そのものが動物のような形をしています。
そして到着した公園の入口には、日本人なら誰でもよく知っているオブジェが置かれています。そうです、西郷隆盛の銅像です。「日本一有名な銅像」と呼ぶべき西郷象と一緒に記念撮影しました。その麓には、西郷がこよなく愛した「敬天愛人」の文字が刻まれた石碑もありました。
これが上野の西郷隆盛像だ!!
「敬天愛人」の文字が刻まれた石碑の前で
ブログ「西郷隆盛像」にも書いたように、一般に西郷の顔については、上野恩賜公園の西郷像で参考にされたキヨソーネの肖像画が元になっています。しかし、ブログ『西郷の貌』にも書いたように、あれは西郷の本当の顔ではないという説が広く流布しています。西郷の本当の顔とは、果たしてどんな顔なのか? そのことが、わたしは非常に気になったでごわす。
「出版寅さん」こと内海さんと
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*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。
2014年7月3日 一条真也拝