孔子膳堂オープン

一条真也です。
東京に来ています。ブログ「会長就任挨拶回り」に書いたように、わたしは今月3日に全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の会長に就任しました。その挨拶をするために、12日は都内の各所を回りました。その日の夜は赤坂見附で行われた、あるお店のオープン記念パーティーに顔を出しました。


オープンした「孔子膳堂」の前で、孔健会長と

入口で記帳しました



そのお店の名は、「孔子膳堂」。中国四大料理の源流として著名な山東料理にあって、とりわけ神髄とされる孔子料理を提供する日本唯一の料理店です。孔子膳堂では孔子酒や孔子茶、孔子点心も取り揃えているとか。
この「孔子膳堂」を運営するのは、一般社団法人・世界孔子協会です。そう、「孔子の子孫」こと孔健氏が会長を務める団体です。わたしは赤坂見附のホテルを定宿にしているので、このあたりはよく知っているのですが、店を訪れると、孔健会長が笑顔で迎えて下さいました。
ブログ「第3回『孔子文化賞』授賞式」に書いたように、5月29日に孔健会長とはお会いしたばかりです。わたしは、入口で「一条真也」と毛筆で記帳しました。


わたしが贈った胡蝶蘭の前で

これが孔子料理だ!!

孔子像の前で

中国大使館の孫参事官と



それから店内に入ると、わたしがお贈りした胡蝶蘭が飾られていました。また、珍しい孔子料理が飾られ、その奥には立派な孔子像が置かれていました。そこで、わたしは中国大使館の孫美嬌参事官とお会いしました。孫参事官は、ブログ「孔子文化賞受賞祝賀会」で紹介した会にも参列して下さった方です。孫参事官はわたしとの2年ぶりの再会を大変喜んで下さいました。


孔健会長から大下英治氏を紹介される

あー、アナタね、よく憶えていますよ!

作家の大下英治氏と

大下英治氏と歓談する



それから、孔健会長から作家の大下英治氏を紹介されました。
じつは、わたしは若い頃に大下氏とは何度もお会いしています。
ブログ「恩人の葬儀」で紹介した、わたしの仲人でもある東急エージェンシー元社長の故・前野徹氏の御縁で、「日大経済人カレッジ」という団体のお世話をさせていただいており、その団体は大下氏とも関わりが深かったのです。また、大下氏が2006年に刊行された『小説 経済産業省』(徳間書店)の出版記念パーティーがホテルニューオータニで開催されたときに久々にお会いしました。奇しくも、12日は全互連の会長就任の挨拶のために経済産業省を訪問した日でした。これも不思議な縁です。
大下氏はわたしのことを覚えておいでで、「あー、アナタね、よく憶えていますよ!」と言って下さいました。孔健会長は、わたしたちが旧知の間柄であることに驚きながらも嬉しそうでした。わたしは「やはり、この世は有縁社会だなあ」と痛感するとともに、今は亡き前野徹氏が再会させて下さったように感じました。しかも、この孔子膳堂がオープンした場所は東急エージェンシーの本社がある赤坂見附ですし・・・・・・。


喜びの孔健会長

珍しい孔子料理の前で

セレモニーのようす

スピーチする大下英治



さて18時半から、オープン記念のセレモニーが開始されました。
まずは孔健会長が挨拶され、次に孫参事官がお祝いを述べられました。続いて、大下英治氏の名前が呼ばれました。大下氏は孔健会長の奥様を昔から御存知とのことで、ご夫妻に向かって「本当におめでとう!」と祝福のメッセージを送られていました。


サプライズがありました!

改めて、本名入りの賞状を頂戴しました



大下氏に続いて、わたしの名前が呼ばれました。ここでサプライズがありました。わたしは第2回「孔子文化賞」を受賞させていただき、「一条真也」の名前で賞状も頂戴しました。しかしながら、この日は本名の「佐久間庸和」の名前が入った賞状を改めて贈って下さったのです。孔健会長いわく、「一条先生は執筆で頑張っているけど、本業でも大活躍されているので、佐久間社長にも賞状をお渡しすることにしました」とのこと。わたしはこのサプライズに非常に驚くとともに、言葉では言い表せないほど感激しました。


孔子文化賞」受賞者としてスピーチしました

天下布礼」をさらに進めます!



孔健会長から本名での賞状を受け取った後、わたしは「孔子文化賞」受賞者として正式に紹介を受け、スピーチを行いました。
わたしはまず、「このたびは、孔子膳堂のオープン、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます」と述べました。それから、「いま、わたしの本名が入った賞状を頂き、大変感動しています。これまで、わたしは一条真也の名で数多くの本を書いてきましたが、いずれも孔子が説いた『礼』を追求する内容でした。これからは、本名の佐久間庸和として、その『礼』の形としての冠婚葬祭業にさらに励む所存です。わが社は『礼』を天下に広める『礼の社』であると自負しています。今月18日には、天道館という施設に『孔子像』を設置し、『孔子の木』を植樹いたします。
わたしは今月3日に全互連の会長に就任しましたが、これからも孔子の『礼』の精神で儀式文化の普及に努めて、日本人を幸せにしたいと思います。『天下布礼』をさらに進めます!」と言いました。すると、思いがけず盛大な拍手を頂戴して、胸がいっぱいになりました。


挨拶する孔健会長夫人

乾杯の音頭を取る宮尾氏

カンパ〜イ!

パーティーが盛大に開始されました



それから、孔健夫人の挨拶があり、乾杯の時間となりました。一般社団法人アースメッセンジャーアソシエーション・ジャパンの代表理事である宮尾俊輔氏が乾杯の音頭を取られました。わたしは、宮尾氏の「カンパ〜イ!」という発声に合わせて、ビールが注がれたグラスを高らかに掲げました。


さまざまな方々と歓談しました

パーティーのようす



その後は、しばらく歓談してから、わたしはパーティー会場を退出しました。
全互連会長就任挨拶回りの打ち上げ会が同じ赤坂見附の他の店で行われることになっており、小泉専務理事、西尾事務局長たちと待ち合わせていたからです。お先に失礼するので孔健会長に声をおかけしたところ、「また会おう!」と言って、わたしたちは固い握手を交わしました。
赤坂見附はわたしの東京でのホームタウンなので、これから孔子膳堂にはちょくちょく寄らせてもらうつもりです。専用の茶室も用意されており、本場・中国のお茶を心行くまで楽しむことができるそうです。孔子料理を通じて中国文化を日本に紹介し、日中文化交流の場を提供する店として、孔子膳堂に大いに期待いたします。みなさまも、美味で貴重な孔子料理をぜひどうぞ!



中国料理孔子膳堂
東京都港区赤坂3−11−14 赤坂ベルゴ1階
TEL:03−5544−8438
FAX:03−5544−8439
≪営業時間(年中無休)≫
 ●11:00〜15:00  ランチ
 ●15:00〜17:00  中国茶と飲茶
 ●17:00〜23:00  ディナー
赤坂見附駅徒歩3分、本格的な中華と中国茶が楽しめるお店です。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年6月13日 一条真也