仏教シンポ打ち合わせ

一条真也です。
16日の夕方、サンレー本社の会議室において、ブログ「仏教連合会講演会のお知らせ」およびブログ「『いのちとこころ』の講演会」で紹介した6月6日に開催されるシンポジウムの打ち合わせが行われました。


シンポジウム打ち合わせのようす

まずは、名刺交換させていただきました



福岡県仏教連合会が主催する第10回「いのちとこころ」の講演会において、わたしは「葬式は必要〜有縁社会をめざして〜」をテーマに基調講演をさせていただきますが、その後、シンポジウム「終活〜人生終焉への心構え〜」が行われます。その打ち合わせということで、パネリストである野口善敬師(福岡市・臨済宗妙心寺派 長性寺住職)、渡邊和弘師(北九州市日蓮宗 浄泉寺住職)、福岡県仏教連合会の事務局長である頼松祥吉師(行橋市西山浄土宗 安楽寺住職)、事務局の渡部公元師(北九州市日蓮宗 妙乗寺住職)、そして研修部長でシンポジウム・コーディネーターでもある安永宏史師(北九州市・浄土宗 生往寺住職)の5人の方々がお越し下さいました。まずは、皆様と名刺交換をさせていただきました。


仏教連合会のみなさん

サンレーからは石田部長、西課長が出席



宗派の異なる5人の僧侶の方々が並んで座られると、壮観というか、会議室の空気が威厳に満ちたものに変わった気がしました。最初に、事務局長である頼松住職からご挨拶があり、続いてシンポジウム・コーディネーターの安永住職の進行で打ち合わせが進んでいきました。なお、サンレーからは企画部の石田恭一部長と西課長が出席しました。


いろいろと貴重な御意見を拝聴しました



わたしは、「自分は仏教者ではありませんので、宗教の問題に立ち入ることはせず、あくまでも冠婚葬祭業者という視点で、また儒教を学ぶ者としての視点で、儀式の問題を中心にお話ししたい」と申し上げました。
ちょっと驚いたのは、シンポジウムの冒頭で「葬式は必要か、不要か」が語り合われることになったことです。仏教連合会のシンポジウムですから、「葬式は必要!」という認識は当然だとばかり思っていましたので、これは意外でした。なんでも、「葬式は、要らない」と考えている僧侶もおられるのだそうです。その他、エンディング・ノートやグリーフケアなどについても取り上げることが決まりました。6月6日の本番が楽しみです。


わたしも考えを述べさせていただきました



翌17日は、ブログ「『支え合いの街づくり』特別対談のお知らせ」で紹介したイベントが開催され、「隣人愛の実践者」こと奥田知志さん(NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長)とわたしが公開対談します。奥田理事長は東八幡キリスト教会の牧師さんです。今日は仏教で明日はキリスト教、今日は僧侶で明日は牧師と、宗教も相手も変わりますが、いずれも無縁社会を乗り越える「世直し」のための同志のみなさんだと思っています。
ということで、「天下布礼」をめざして頑張ります!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年5月17日 一条真也