ミャンマー仏教の本

一条真也です。
みなさん、ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか?
今朝の「西日本新聞」に『慈経 自由訳』(三五館)が紹介されました。


西日本新聞」5月4日朝刊



小さい記事ですが、「読書館」のコーナーの中で、「ブッダの心が直接的に表現されているという『慈経』を、北九州市で冠婚葬祭会社を経営する著者が訳した。もとは詩として吟詠されたとし、心に安らぎを与えるような言葉を、平易な文章でつづる。項目ごとに米国人写真家、リサ・ヴォートが自然を撮影した写真を掲載」と紹介されています。


慈経 自由訳

慈経 自由訳


『慈経』といえばミャンマー仏教の根本経典として知られます。
じつは、もうすぐ『ミャンマー仏教を語る』(現代書林)という新著が出版されます。「世界平和パゴダの可能性」というサブタイトルがついています。
ブログ「仏教文化交流シンポジウム」で紹介した、世界平和パゴダ建立55周年を記念して企画・開催された「仏教は世界を救う」をテーマにしたパネル・ディスカッションの内容が詳しく掲載されています。このシンポジウムは、ブログ「仏教や平和のあり方議論」で紹介したように、昨年9月22日付の「西日本新聞」でも取り上げられました。


西日本新聞」2013年9月22日朝刊



パネリストを務められた井上ウィマラさん、天野和公さん、八坂和子さんとの共著という形になりますが、みなさん、それぞれのお立場から非常に示唆に富んだ提言をされています。いわゆる「仏教アップデート」を考えるためにも貴重な一冊になると確信します。この本の出版によって、ミャンマー仏教、それから世界平和パゴダに関心を持って下さる方が増えれば嬉しいですね。『ミャンマー仏教を語る』は、今月15日に発売の予定です。
慈経 自由訳』ともども、ぜひ、ご一読下さい!


ミャンマー仏教を語る:世界平和パゴダの可能性

ミャンマー仏教を語る:世界平和パゴダの可能性

*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年5月4日 一条真也