一条真也です。
3月31日、弥生晦日となりましたが、待望の商品が届きました。
「戦国兵法 場取武礼駒 川中島之決戦」です。
ちなみに、場取武礼駒は「バトルブレイク」と読みます。
株式会社バンダイのトレーディングフィギュアバトル「BATTLE BREAK(バトルブレイク)」の戦国武将版として発売されました。
「戦国兵法 場取武礼駒 川中島之決戦」が届きました!
ちなみに、トレーディングフィギュアバトル「BATTLE BREAK」とは、バトルコインとダイスを駆使して、さまざまなフィギュアを操る対戦型フィギュアバトルだそうです。2011年4月より販売しており、シンプルでありながら奥深く、拡張性高いルールで、子どもから大人まで幅広い年齢に指示されているとか。確かに、この彩色フィギュアは非常に魅惑的ですね。(微苦笑)。
箱を開けると、こんな感じ・・・・・・
この状態でゲーム開始です!
このゲームでは武田軍、上杉軍に山本勘助や直江実綱ら、それぞれ有名武将がラインナップされ、各軍10体のフィギュアを駆使し、戦術、戦略を練りながらプレーする趣向。そこで「われ、戦国武将なりせば」という歴史浪漫を楽しみたいと思ったわたしは、早速注文方法を確認しました。すると、なんと限定商品であり、すでに販売が終了していたのです。ショック!
これが「戦国兵法 場取武礼駒 川中島之決戦」だ!!
ものすごい迫力です!
両雄の一騎打ちを再現
こうなるとネット・オークションで「出物」を待つしかないと各種のオークションを検索し続けましたが、もともとレアな商品ですから、なかなか出品されません。しかし、「天下布礼」の旗を掲げるわが社を天が見放す訳がありません。オークションの総合検索サイトに、楽天市場のバナー広告で商品が表示されているのを発見しました。中古品扱いですが、未開封新品です。即、購入手続きを済ませ、ついに半年がかりでGETすることができました。アマゾンもそうですが、ユーザーの検索履歴から商品を紹介してくるネットのシステムには驚きですね。
「川中島の戦い」といえば、もう説明するまでもない戦国時代を代表する合戦。わたしが尊敬してやまない上杉謙信公と武田信玄公が信州・川中島で繰り広げた一騎打ちがあったことで有名ですね。
甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名である信玄公と越後国(現在の新潟県)の戦国大名である謙信公の間で、北信濃の支配権を巡って行われた数次の戦いをいいます。最大の激戦となった第4次の戦いは、千曲川と犀川が合流する三角状の平坦地である川中島(現在の長野県長野市南郊)を中心に行われました。そのことから、その他の場所で行われた戦いも総称として「川中島の戦い」と呼ばれます。
わたしは、いかにしてこの素晴らしいゲームの存在を知ったのか?
それは、ブログ『戦国武将の戦術論』で紹介した本を読んだからです。わたしが同書を読んだ理由は2つありました。まず1つめは、カバーイラストが長野剛氏の「戦国兵法 場取武礼駒 川中島之決戦」だったこと。すなわち信玄公と謙信公の両雄が表紙に描かれているわけです。
- 作者: 榎本秋
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2013/05/09
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
長野氏といえば、日本を代表するイラストレーターとして知られます。
『世界の「聖人」「魔人」がよくわかる本』、『「天国」と「地獄」がよくわかる本』(ともにPHP文庫)のカバーイラストを描いていただいた方です。さらには、わが社のため特別に「月下四聖図」も描いていただきました。
もう1つの理由は、ブログ「戦国武将会議」で紹介したパフォーマンスを社内でやってからというもの、戦国武将に対して強い関心を抱いているからです。ブログ「新年祝賀会」、ブログ「大分祝賀会」、ブログ「甲冑」で紹介したように、今年の年頭にNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなんで、黒田官兵衛の甲冑を身にまといました。「軍師官兵衛」の主要な舞台となる中津から取り寄せた成人式用の衣装です。「軍師官兵衛」のキャッチコピーは「今だって、乱世だ」です。わたしは、本当に現代の日本は乱世であると思います。NHKスペシャルにもなった「無縁社会」とか「老人漂流社会」とか、世は大いに乱れていますから!この乱世を平定するのは「天下布武」ではなく「天下布礼」だと信じています。
わが社の新しい事業によって「世直し」を敢行するためにも、社長であるわたしはど真剣になって奮闘する覚悟です。新年会では「ど真剣」にちなんで、刀を抜いて雄叫びを上げましたが、もちろん刃は自分自身に向けていました。ブログ「戦国武将会議」でもおわかりのように、最近、武士(もののふ)に心惹かれて仕方がありません。わたしもあと何年生きられるか知りませんが、ぜひ、志をば果たして美しく散りたいものです。
わたしは甲冑を着て、そんなことを考えました。
一騎打ちする両雄
頭をひねって闘う両雄
仲良く一勝一敗でした
勝負後の記念撮影
念願の商品を入手できたことで、わたしの構想は膨らんでいきます。
「戦国武将会議」で、多くの立候補者の中から謙信公と信玄公にキャスティングされたわが社の優秀な幹部社員2名による「川中島之決戦」を再現することにしました。平成の世に両雄に扮した幹部社員による対決は戦略・戦術をかぎりを尽くした名勝負となりました。ゲームは一勝一敗で終わり、お互いの健闘をたたえ、最後は握手で締めくくられました。やはり、大人には適度の遊び心が大切ですな。
わたしは、ブログ「平成の軍師とならん!」に書いたように、「礼の社」で冠婚葬祭業という「礼業」に従事するわたしたちも、ぜひ軍師のような智恵を駆使して、「世直し」に努めるべきだと考えています。
ブログ「非道を知らず存ぜず」でも紹介したように、信玄公と謙信公は、戦国武将の中でも名将の誉れ高い人物です。この両雄は「天下統一」を果たすことは叶いませんでした。しかし、わが社は「天下布礼」の旗を全国に広め、必ずや平成の世直しを成し遂げたい!
社長であるわたしは、ど真剣になって奮闘する覚悟です。
さて、明日は4月1日。わが社の入社式が開かれる日です。
じつは、ブログ「戦国武将会議」を公開することで、学卒内定者が「こんなふざけた会社なんて!」とショックを受け、さらには内定を辞退するような事態になることを懸念しました。しかし、秘書室の織田祐子さんの「わが社に内定した学生さんなら、きっと社長のユーモアを理解できるはずです!」と明言してもらったとおり、おかげさまで多くの優秀な新入社員の皆さんを「礼の社」の同志として迎えることができます。本当にありがたいことです。
明日、みなさんに会えることが楽しみです。
もののふよ、集え! 歴女よ、集え! いざ、サンレーに!!
大いなる礼の力を知り尽くす
われらの出番 世をば直さん(庸軒)
*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。
2014年3月31日 一条真也拝