世界最高の美女

一条真也です。
毎年恒例の「世界で最も美しい顔100人」ランキングが発表されましたね。
米国の映画サイト「TC Candler」が発表するものですが、今年は、フランスの女優マリオン・コティヤールが1位に輝きました。


毎年、日本人のランキングが話題になります。
今年は、石原さとみが初登場で32位に入り、「日本最高の美女」になりました。
あとは、佐々木希が41位、桐谷美玲が46位、AKB48の島崎遥香が56位、浜崎あゆみが60位、上戸彩が99位でした。2012年は、桐谷美玲が11位、佐々木希が25位、黒木メイサが54位でした。さらに2011年は、佐々木希が71位、「エビちゃん」こと蛯原友里が92位でした。



うーん、選考の基準が今ひとつわかりませんな。
わたしならば、28日の午後に離婚を発表した沢尻エリカ、「女子高生のなりたい顔ナンバーワン」の北川景子新垣結衣吉高由里子比嘉愛未掘北真希瀧本美織トリンドル玲奈などがイイ線行くのではないかと思います。
AKBグループから1人選ぶなら、SKE48の松井玲奈でしょうか。



でも、わたしの一番のおススメは映画「グッモーエビアン!」に出演した三吉彩花ですね。この映画には、三吉彩花演じる女子中学生の親友役で「あまちゃん」の能年玲奈も出演しています。最高に輝いている現在の能年ちゃんも、「世界で最も美しい顔100人」ランキングにエントリーできるのではないでしょうか。



あまちゃん」はNHK連続テレビ小説ですが、「どんど晴れ」の比嘉愛未、「梅ちゃん先生」の掘北真希など、このシリーズのドラマの出身者には美女が多いですね。いわば、NHKが認める「国民的美女」ということでしょうか。
いずれにせよ、来年はさらなる日本人勢の躍進を期待したいですね。
まあ、どうでもいいといえば、どうでもいいですけど(笑)。


さて、2012年の1位はイギリスの女優エミリア・クラークでした。
HBOのドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン役で知られる人だそうです。わたしは、まったく彼女を知りませんでした。
そして2011年の1位は映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンでした。「あのハーマイオニーちゃんが世界一の美女とは!」と、非常に驚いた記憶があります。


考えてみれば、美意識というものは、文化が違えば当然異なるはず。
それを「世界一美しい顔」の統一ランキングが作られる背景には、「美のグローバリゼーション」のようなものがあるのでしょうか。
ミス・インターナショナル」のようなアマチュアが参加するコンテストと違って、プロの女優・歌手・モデルなどを対象とするこのランキングには、各国のエンターテインメント・ビジネスの力関係も関係してくるでしょうね。
過去の美女も含むオールタイム・ランキングなら、どうでしょうか。
風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リー、「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーン、「裏窓」のグレース・ケリーが私的ベストスリーですね。はい。


ともあれ、今年の世界最高の美女は、マリオン・コティヤールです。
わたしが彼女の存在を初めて知ったのは、映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」で主演したときでした。わたしは、彼女のことを美女というより演技力の優れた実力派女優であると思いました。歌姫ピアフが乗り移ったような鬼気迫る演技に「憑依」という言葉さえ連想したことを記憶しています。実在の人物を演じる俳優とは一種の「霊媒」であるということを知りました。


そのマリオン・コティヤールの最新作「エヴァの告白」は感動のヒューマン・ドラマだとか。来年の2月14日(金)からTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館などを皮切りに全国で順次公開されるそうです。この映画、主演女優が世界最高の美女であることにかかわらず、その内容に強く惹かれます。早く観たい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年12月30日 一条真也