「あの鐘を鳴らすのはあなた」

一条真也です。
とうとう、12月1日になりました。ついこの前、正月を迎えたばかりのような気がするのに、もう師走になったなんて本当に信じられません。
古来より、師走はすべての仕事を為し終える慌しい月です。


師走といえば、数多くの忘年会が待っています。カラオケも待っています。
昨年は、白のスーツで熱唱した矢沢永吉のナンバーで数々の忘年会ラッシュを乗り切ってきましたが、さて今年は何を歌いましょう?
最初は、剛力彩芽の「友達より大事な人」をやろうかとも思ったのですが(笑)、同曲の売り物であるプロペラダンスは五十肩で無理なので断念(涙)。
「今年、どんな出来事があったか」と振り返ってみると、会社的には何と言っても新時代のセレモニーである「禮鐘の儀」の導入が大きな事件でした。
「感謝」「祈り」「癒し」の想いを込めた葬送儀礼イノベーションです。
新聞や週刊誌など、多くのメディアで取り上げられました。それで、この話題の「禮鐘の儀」にちなんで、「あの鐘を鳴らすのはあなた」と言う名曲が思い浮かびました。紅白歌合戦の大トリとしても歌われた、和田アキ子の名曲です。



この歌、作詞が阿久悠で、作曲が森田公一です。鐘が鳴り響く光景が目に浮かぶ名曲ですが、不思議な曲でもあります。というのは「あの鐘とは何の鐘なのか」「鐘を鳴らすあなたとは誰か」が一切説明されていないのです。
そんな謎を秘めた歌ですが、日本を代表する数々のヴォーカリスト、それもロッカーたちのハートを刺激するらしく、驚くような面々がこの曲を歌っています。
すなわち、桑田佳祐大友康平徳永英明ASKAらです。
それにしても、ものすごいメンバーですね!
それぞれ、素晴らしい歌唱力でこの歌の世界を表現しています。



しかし、わたしの声に一番合うのはクレイジーケンバンドでした。
わたしは、これまでクレイジーケンバンドのことはよく知りませんでした。
タイガー&ドラゴン」などのヒット曲を耳にしたことはありましたが、なんとなくヤンチャなバンドといったイメージで、わたしの好みではありませんでした。
でも、この「あの鐘を鳴らすのはあなた」に限っては、素晴らしい!
歌い方といい、声の質といい、わたしにマッチするような気がしました。
それで、「東京の止まり木」ことカラオケスナックDANで試しに歌ってみたところ、見事に1位を獲得しました。小倉の店でも何度か歌いましたが、大変好評でした。今年の忘年会では、ぜひ、クレイジーケンバンドの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌ってみたいと思っています。YoYo〜,Yeah〜、Yeah〜。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年12月1日 一条真也