タイ感動CM

一条真也です。
ブログ「感動CM」には、共感してくれた方が多かったようです。
日本の感動CMもいいですが、世界的に感動CMの先進国はタイです。
いま、タイのCMが世界中の人々に大きな感動を与えているのです。
これは、もう解説抜きに一気に3本続けて観ていただきたいと思います。




いかがでしたか? わたしは、ものすごく感動しました。
まず、映像やシナリオのクオリティの高さに驚かされます。こんな素晴らしいCMを作れるということは、タイの映像産業はかなりのレベルにあると思われます。いずれ、タイ映画が世界を席捲する日も近いでしょう。



それから、3本ともシチュエーションは異なりますが、いずれも一家の大黒柱である父親というものが重要な役割を果たすこと、そして病院が重要な舞台となっている点が共通しています。言うまでもなく、病院は「生」と「死」が交錯する場所です。そして、そこでは人間にとっての「命」の意味が問われます。



タイのCMがわたしたちの心の最も深い部分に訴えかけてくるのは、おそらくタイが上座部仏教の国であることが大きな理由だと思います。上座部仏教の「慈」の心は、アジアを代表する最高級ホテルである「マンダリン・オリエンタル・バンコク」をはじめ、至上のホスピタリティを発揮しています。
上座部仏教の国といえば、タイだけでなくミャンマーもそうです。
いつか、ミャンマーの感動CMもご紹介したいですね。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月24日 一条真也