ミャンマー写真展のご案内

一条真也です。
縁あって、「世界平和パゴダ」を支援させていただいております。
このたび、9月20日から29日まで、「関谷巖 ミャンマー写真展『邂逅』」が開催されます。「大自然に抱かれるように暮す人々の温和な人柄に魅せられ、日本人が忘れてしまった遥かな記憶を辿る旅」がテーマです。



北九州市制50周年記念 ミャンマー友好フェアin北九州
パゴダFESTA〜ミャンマーまつり
「関谷巖 ミャンマー写真展『邂逅』」



(日時)9月20日(金)→29日(日)
(会場)門司港レトロ 旧大連航路上屋 多目的室
     〒801−0841 北九州市門司区西海岸1−3−5
     TEL 093−322−5020
(時間) 10:00〜17:00 / 入場無料
(主催)ミャンマー祭り実行委員会
(後援)北九州市・北九州商工会議所・ミャンマー大使館・
    株式会社サンレー・株式会社タカギ
(協賛)全日本空輸株式会社・株式会社紀屋・
    富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
(お問い合わせ)ミャンマー祭り実行委員会 
           TEL 093−551−9950





関谷巖氏は、1945年東京生まれ。現在は弁護士をなさっています。
1987年写真家・故深田登美雄に師事し、東京写真協会へ入会しています。
2003年6月に京セラ・コンタックスサロン銀座で開催されたミャンマー写真展「遊行」をはじめ、これまで数多くの写真展を開催されてきました。2004年11月、2012年12月と、2回にわたってミャンマーヤンゴン、シュエダゴンパゴダで「日本ミャンマー交流写真展」(国際交流基金助成)も開かれています。
『遊行』『慕咲』(ともに芸艸堂)と2冊の写真集も刊行されています。
まさに、関谷氏はミャンマー写真の第一人者なのです。



チラシの裏には、関谷氏の「ご挨拶」が以下のように紹介されています。
ミャンマーとのご縁は、2000年10月、友人に誘われて観光旅行でミャンマーを尋ねたのが初めてで、この旅行までは『ビルマの竪琴』(竹山道雄著)を通じて『ビルマ』を想像していただけで私にとっては遙に遠い存在でした。
ヤンゴンを起点にバガンマンダレー、インレー湖、シットウエー、ミャーウー、モールメイン、チャーイントン、チャイティーヨなどを巡り、自然の景色を撮っていくうちに大自然に抱かれるように暮す人々の温和な人柄に魅せられ、日本人が忘れてしまった遙かな記憶が蘇り、その記憶を辿る旅となりました。ミャンマーの人々が日常の中で仏教に帰依し、仏、法、僧を尊重する生活を代々脈々と築き、引き継いできたことによるものであることに気づかされ、私の視線は、パゴダ(仏塔)、僧院、寺院や僧を中心にそこに関わる人々に向いていきました。
今年、5月15日からは世界平和パゴダの開扉55年にして初めてとなるミャンマー僧20名により、パターン祭供養会が開催され、4日・4昼夜96時間読経をつづける法要が厳粛に営まれ、大戦での犠牲者、東日本大震災をはじめとする大災害での犠牲者の慰霊と被災者への励まし、生きとし生けるものへの幸せを祈り念じられました。このパターン祭に私も同席する至福をいただき、ミャンマー仏教会会長をはじめとする高僧による法話、読経の調べが醸しだす薫風芳香がパゴダ内を包み、さらに遙か遠い被災地から外地の彼方にまで津々浦々に広がり、響きわたりますように念じました。
このような世界平和パゴダの再開という慶事につづいて『ミャンマー祭り』の祭典の一端に加えていただき、私のミャンマー写真を披露させていただく幸運にめぐまれました。皆様にどうぞお時間の許す限りご高覧いただければ幸いです。



なお、「邂逅」とは、「思いがけなくめぐり合うこと」を意味します。
関谷氏は「私のカメラの旅も被写体との邂逅の積み重ねであり、ミャンマー仏教会ご一行との出会い、さらに世界平和パゴダでのご縁で旧友との邂逅をあたためる幸せにもめぐまれました」と述べています。ぜひ、あなたもこの写真展において、「日本人が忘れてしまった遥かな記憶」と邂逅されませんか?
多くの方々のご来場を心よりお待ちしております。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年9月4日 一条真也