藤吉郎、社長になる!

いよいよ明日で50歳になる一条真也です。
今日は、午後から全互協の「儀式創新プロジェクト」の会議に出席しました。
わたしは8月8日に東京で開催される「儀式創新シンポジウム」のパネル・ディカッションで出演が予定されており、その打ち合わせでした。
その後、新橋にある第一ホテルのティーラウンジで「出版界の木下藤吉郎」こと造事務所の堀川尚樹さんに会いました。


造事務所の社長になった堀川尚樹さん



造事務所は、編集プロダクションの雄として知られています。
『世界の神々がよくわかる本』(PHP文庫)など、多くのベストセラーを世に送り出してきました。最初に会った8年前、堀川さんは平社員だったのに、2年半前には副社長になっていました。わたしは、前代未聞のスピード出世に驚くとともに、たいへん嬉しく思いました。そして、堀川さんに「あなたは、現代の木下藤吉郎ですね!」と言いました。すると、今度はなんと社長になったそうです。
まだ、33歳です。本当に、「出版界の木下藤吉郎」でした!


わたしは、これまで堀川さんとは多くの本を一緒に作ってきました。
最初は『100文字でわかる世界の宗教』(ベスト新書)でした。今でこそ監修書も増えてきましたが、この本は、わたしが初めて監修した本でした。本の監修をするのは偉い学者の先生ばかりだと思っていたわたしは、身の引き締まる思いがしました。そして、「監修者」という響きが何だか嬉しくて、同書の見本を池袋の造事務所まで取りに来たことをおぼえています。
その後も、いろいろな本を監修させてもらいました。一番最近の監修書には、、『徹底比較!日中韓 しきたりとマナー〜冠婚葬祭からビジネスまで』(祥伝社黄金文庫)です。おかげさまで、好評をいただいています。


堀川さんに「今、どんな本が売れているの?」と聞くと、1冊の本を取り出してプレゼントしてくれました。『学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道』(実業之日本社)という本で、かなり売れているそうです。なんでも、現在はちょっとした「法則」ブームだとか。「法則」といえば、わたしにも『法則の法則』(三五館)という著書があります。「法則」は、わたしのメインテーマの1つと言えるでしょう。
今日は、堀川さんから新しい監修書の企画も提案されました。
今朝も、「出版寅さん」こと内海準二さんからも新しい著書の企画の提案がありました。50歳を目前にして新しい展望が見えてきました。ワクワクします。


話題の「法則」本を持つ堀川さん


堀川さん、このたびは社長ご就任、おめでとうございます。
今日は、久しぶりに出版界の戦友に会えて、嬉しかったです。
これから、また面白い本を一緒に作りましょうね。
われわれのコラボで、ぜひ新しい風を吹かせましょう!


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年5月9日 一条真也