大和ミュージアム

一条真也です。
ブログ「広島・呉の思い出」に書いたように、昨年9月にサンレー本社の社員旅行に行きました。ハイライトは、呉にある「大和ミュージアム」の訪問でした。


大和ミュージアム」の全景(隣は「てつのくじら館」)

大和ミュージアム」の前で



大和ミュージアム」というのは愛称で、整式には「呉市海事歴史科学館」といいます。ここには、明治時代以降の造船の街あるいは軍港・鎮守府としての呉の歴史や、基幹となった製鋼や造船などの科学技術を展示しています。
日露戦争日本海海戦から100年目、太平洋戦争終戦60年目にあたる2005年(平成17年)4月23日に開館しました。


これが「10分の1戦艦『大和』」だ!!

やはり、すごい迫力です!

ゼロ戦や潜水艦も展示されています

人間魚雷を見ると、涙が出てきます



メインの「10分の1戦艦『大和』」は、やはりものすごい迫力でした。
「大和ミュージアム」の公式HPには次のように書かれています。
「戦艦『大和』は、昭和16(1941)年12月、呉海軍工廠(海軍直轄の工場)で、当時の最先端技術の集大成でありながら極秘裏に建造された世界最大の戦艦です。しかし昭和20(1945)年4月7日、沖縄特攻作戦に向かう途上、米艦載機の攻撃を受け沈没、乗員3332名のうち3056名が大和と運命を共にしました。しかし、戦艦「大和」建造の技術は生き続け、世界一の大型タンカー建造だけにとどまらず、自動車や家電品の生産など幅広い分野で応用され、戦後の日本の復興を支えてきました。10分の1戦艦『大和』は、平和の大切さと科学技術の素晴らしさを後世に語り継いでいます」
その他にもゼロ戦や人間魚雷などが展示されていました。これらを見ると、どうしても搭乗していた方々の心情を想像してしまって涙が出てきます。


てつのくじら館」では、潜水艦の中にも入れます

潜水艦「あさしお」の司令官室で



大和ミュージアム」に隣接する場所には、2007年(平成19年)4月5日より海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)が開設されています。ここには、退役した海上自衛隊の展示用潜水艦「旧あきしお」の実物などが展示されています。


大和ミュージアム」の来館者の年齢層は非常に幅広いそうです。
なんでも、大和に乗っていたという高齢者から、家族連れ、小中学生の団体、更に若いカップルまでが館内を熱心に見学しているとか。
また、新聞や雑誌、テレビなどによって、驚くほどたくさん好意的に紹介されています。これは、あの日本映画の名作「男たちの大和」の影響も大きいでしょう。
いつか、もう一度訪れてみたいと心から思える場所です。
そうだ、義父の墓参りに行くときに家族で行きたいですね。


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年3月19日 一条真也